MBAについて

【MBA受験譚8】MBA合格にキャンパスビジットは必要なのか?〜INSEADとIMDの場合〜

結論:合格のためには必要ないです。でも満足して卒業するために、学校選びの一環として行くのは大アリです。

INSEADの場合


2015年:ヨーロッパキャンパス

僕が初めてINSEADに行ったのは2015年なのでもう3年も前です。この時はMBAに何となく興味がある程度で、本気で準備をしているとは言えない状況、ビジットも出張のスキマ時間のついでに入れた予定でした。

この時は6月だったので気候も良く、初めてのヨーロッパ滞在だった事もあり、キャンパスの雰囲気に魅了されたのを覚えています。日本人学生の方にもお一人お会いする事ができましたが、当時はまだ自分の計画も具体的では無かったので、取り留めのない話に付き合わせてしまいました。

帰国後はだらだらとTOEFL対策に時間を費やし、2018年に入って急ピッチで準備を進めて今に至ります。

2018年:アジアキャンパス

2015年にヨーロッパキャンパスは訪れたので、2018年3月にはアジアキャンパスにも行ってみました。これはビジットのために数日休みを取って、ついでにシンガポール観光もというノリで、ビジット目的での渡星でした。

この時は、エッセイはまだ書き上げていなかったものの、MBAの志望動機や受験校は固まっていたので、日本人学生の方にアポを取って色々と具体的な相談に乗ってもらい、アドバイスして頂きました。運良く5〜6名の方と入れ替わり立ち替わりお話する事ができたので、かなり学校の雰囲気も複眼的に感じる事ができたのは収穫でした。

INSEADにビジットしてみたい方はこちらからコンタクトを取ってみて下さい。

在学生への問い合わせ方法について

行ってみて良かったのは、校風/キャンパスの雰囲気を肌で感じられる、これに尽きると思います。逆に、これ以外は特に無いです。

アドミッションオフィサーとコネを作る事も考えられますが、ビジットの時に対応してくれるマーケティング担当と実際の選考を行うアドミッションコミッティーは別の人間が当たっているはずですので、あまり有効では無いと思います。(エッセイを通してビジットをアピールできるのであればまた別ですが)

エッセイには特にキャンパスビジットをアピールする欄は無いし、waitlistの追加エッセイでも特に触れませんでした。面接の時に、シンガポールに行った話を雑談程度にしたくらいで、それも合否を左右するほどの影響力があったとは思えません。

でもMBAに対する1,000万円以上、1〜2年というお金と時間の投資を考えると、本気で行こうと思っている学校の下見くらいは(観光しながら住環境のチェックもできるし)行っておいた方が健全だとも思います。

かかった費用も、航空券が6万円、宿泊が観光も含めて5万円(うち1泊はリゾートホテル)、食費諸々を含めるとシンガポールなら10〜15万円で行って来れます。小さくはない額ですが、入学するために費やす投資総額を考えると、誤差の範囲では?

IMDの場合


2018年:ローザンヌ

僕はIMDは事前のキャンパスビジットはしませんでした。なぜなら、アセスメントでーと呼ばれる選考会が現地で行われる事は知っていたので。なかなかヘビーな選考プロセスですが、海外MBA体験版みたいな感じで、振り返ってみると楽しかった良い思い出です。

ただ、事前のキャンパスビジットが全く無駄かというとそうでもなくて、IMDはアプリケーションフォームの中に、参加した過去のイベントや会って話したアルムナイを列挙する欄があり、僕は5名ほどの卒業生に会った事をアピールしました。

実際の出願書類にご興味があればnoteものぞいてみて下さい。

もしそうしたネタが無い時にはキャンパスビジットもありと思います。INSEADとは違って、選考対象となる人数が少ないと考えられるため、学校側に顔を覚えておいてもらえる確率は高まると思います。(その分、当日に粗相できないというプレッシャーもまたありますが・・)

スイスはかなり鉄道が発達していて、都市間の移動は快適にできるので、都市間の移動は快適にできるので、キャンパスビジットのついでに他の都市に立ち寄ってみる事もおすすめです。チューリッヒやジュネーブなどの主要都市、首都であるベルンなどはローザンヌから特急列車で1本ですので、僕はこれらの都市にも足を運んでみました。

かかった費用は航空券が10万円(カタール経由)、宿泊費が4泊で7万円(スイスは治安は良いがとにかく何でも高い!)、食費や移動諸々を含めると20万円前後ですかね。

選考のためにこれだけのお金と時間をかけるというのはIMDならではですが、その分、書類で相当数を絞っていると思います。詳しくはこちらでざっくり合格率を分析しています。

まとめ

結論としては、INSEADはビジットした事が選考の結果を左右したとは全く思えないし、IMDはどうせ書類が通過すれば現地に行かないといけないので、事前のキャンパスビジットは「合格のためには」特に必要無いかな〜というのが僕の印象です。

でも、実際にビジットして学校の雰囲気を肌で感じる事は、時間とお金の両面で大きな投資であるMBA留学において、進学先を適切に吟味するために必要な作業と言えるようにも思っています。